祖父の畑から世界の畑まで僕を動かした農業との出会い
おおきに‼︎
ファームトラベラーのむさしです。
僕は農業が大好きです。
高校が農業高校でした。日常的に関わるようになったのは高校からです。
高校卒業後は農業大学校へ入学、株式の農家さんの元で働くようになりました。
大学、社会人時には自分で農家さんにアポ取って視察へ行って数多くの農家さんと関わってきました。
それが広がり、世界の農業にまで興味をもって世界一周するほどになりました。
そんな僕がどこで農業に出会って、興味を持ったのか。
初めて農業に出会ったのは幼い頃の祖父の家。
祖父が家の裏に畑を持っていました。大根やジャガイモ、キュウリ、ほうれん草など育てていました。
実家と祖父の家が離れていたので長期休みしか行かなかったけど、夏休みにジャガイモ堀りをしたのが楽しかったです。
それをBBQで食べると美味しくて、次のジャガイモ掘りを楽しみにしてました。
冬になれば大根やほうれん草の収穫。自分で取った野菜を食べるのが好きになる育て方をされていました。
中学生になるとそれはやらないようになりました。部活が忙しかったり、違うものに興味を持ち始めて農業への興味がなくなりました。
この時点では農業に関わることを考えもしませんでした。
中学の3年で進路を決める時にまた農業に興味を持ち始めます。同級生が一般、スポーツ科の進路を決める中で農業科の高校に進路を進みます。
幼い頃、祖父と野菜作りをした記憶が楽しかったから。
他の人と同じ事を避ける癖があった。
テレビで見かけた砂漠の国で農作物に困っていた姿を見て、砂漠に花を咲かせたいと思った。
理由は多々ありますがまた農業と触れ合う機会が現れました。
筆記で農業の基礎知識を勉強、実技では種まきから収穫、販売まで行ってました。
ドロドロになりながら田んぼで田植えをしてたりもしてました。
でもそんな生活をしてたからと言って農業で生きていこうなんて思ってなかったです。
部活は毎日のように朝昼としてました。夏休みは毎日部活漬けの生活。
農業だけでなく、部活でやっていた陸上やスポーツ関係の進路も考えていました。
ある時、農業に関わって生きていこうと本気で思うきっかけがやってきます。
上にも書いたように授業で野菜を使って近所の方に販売してました。
自分が作った野菜をわざわざお金を出して買いに来てくれます。
『前、買った野菜美味しかった‼︎ありがとう‼︎』って言葉もかけてくれました。
とにかく嬉しかったです。体に電気が走ったような面白さ。
野菜作るのって結構大変で夏なんか暑い中重労働しなくちゃいけないんです。
それが嬉しい言葉で返ってきて今まで感じた事ない感情になりました。
その時、僕は農業に関わって生きていこう。と決めました。
というか、空から降ってきた感じです。
高校で農業を本気でやろうと決意しました。その決意があって国内の農業に視察へ行きました。それが世界まで広がりました。
それも祖父との農作業があったからです。幼き頃、畑で野菜を取った感覚が好きだったからです。
農業に入るきっかけは現場でしかわからないと思います。
農業科の高校、大学や農業を始めたい社会人がいるはずです。
どうしても本気になれない、なんかモヤモヤしてるって方は現場へ足を運んで野菜作りに触れてみてください。